さくらんぼ穫り

意図と意味がないように。思い出と日記と好きな事。

クロマニヨンズについて9月10日に思った事

ここ最近久しぶりにクロマニヨンズを聞く事が多かった。

 

久しぶりに聞こうと思う事が多かった

ってなんか文章的に違和感あるな。

 

中学時代からヒロトマーシーが大好きだったんだけど

ここ何年かあんまり聞かなくなってた。

だけどここ1週間くらいの間でクロマニヨンズを聞く日が3〜4日ほどあった。

 

 

 

中学生の頃は正直クロマニヨンズ

ヒロトマーシーがやってるバンドだから

って理由だけで聞いてた。

 

正直全然ブルーハーツの方が好きだったし

クロマニヨンズ

ヒロトマーシーが今やってるバンド

以上の聞く理由が無かった。

 

 

高校生、大学生の頃も割と同じく。

 

 

Twitterとかで

「大人になるとクロマニヨンズの良さが分かる」

みたいなツイートを見て

ヒロトマーシー固執する言い訳してんじゃねえよ」と思う気持ちが半分と

「大人になるとあの歌詞の良さが分かるようになるのかぁ」

と楽しみに思う気持ちが半分ずつあった。

 

 

 

なんなら大学生の頃、ちょっと俺も大人のフリして

「やっぱり歳とるとクロマニヨンズの良さが分かってくる」みたいなツイートした覚えもある。

 

 

 

歌詞のメッセージ性とか衝撃にばかり魅力を感じていた中学生の頃と比べれば

(ベタな表現だけど)情景描写や表現の美しさにも魅力を感じるようになったから

そのツイートはまるっきり嘘では無いつもりではある。

 

でもやっぱり心の中では

「正直ブルーハーツの方が全然好きだ」って思ってた。

 

 

 

 

でも最近多分ある程度本心で

クロマニヨンズの方が好きと言うか

ブルーハーツ補正とか比較とか無しで、

ブルーハーツと全く関係のない別バンドとして

クロマニヨンズが好きになってきた。

 

 

そして学生時代に良く目にした

「年取ってからはクロマニヨンズが良くなる」

みたいなツイートの意味もなんとなく分かって来た。

 

 

 

歳をとって色んな経験をすると

あの歌詞の意味が分かる、とか

歳を取るとあの歌詞が響くようになる、

からクロマニヨンズの方が良く感じるようになるのかなぁ

ってずっと思ってたんだけど

少なくとも今の自分が出す答えは否だった。

 

 

あの歌詞だからこそ

歌詞とかそんなものに目もくれずに

ただただポジティブなエネルギーが体中に響く故に

歳を取るとクロマニヨンズが良くなる

 

というのが僕の最近の正直なクロマニヨンズに対する感想だ。

 

 

 

大槻ケンヂのエッセイか何かで

「歳を取ると人生色んな経験をしてしまうので

歌詞などがとても陳腐に見えるようになってしまう」

みたいな趣旨の話を目にした覚えがある。

 

 

その理論?に従って考えると

歌詞にばかり重点を置いて音楽を聞いてたら

どんな歌もどんどん陳腐なものに思えてしまうと思う。

それはもしかしたらブルーハーツも例外では無いのかも知れない。

(幸せな事に今のところブルーハーツの歌詞が陳腐に感じる事は全く無いけれども。)

 

 

だけど

どんなに年をとって、色んな歌詞が陳腐に見えるようになっても

 

歌詞だなんだに気をとられる余裕もなく

とにかくポジティブなエネルギーを

脳味噌を通さずに体にぶち込んで元気を出せるからこそ

歳を取るとクロマニヨンズなんだと思う。

 

 

 

ブルーハーツはやっぱり

ポジティブなエネルギーの摂取というよりは

どんなにシンプルだと言っても

歌詞を一度脳味噌を通して摂取してしまうからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな事を思ったから書いた。

こんだけ偉そうに書いたけど

音楽評論とか批評とかのつもりじゃなくて

フッと思ったから書いただけなので

評論家ぶりあがってみたいに思うのはご勘弁の方向でお願いします。

 

 

 

 

PS

エイトビート等歌詞もポジティブでメッセージ性強い曲も沢山あるけど

それらの曲の歌詞さえも

脳味噌を通さずに体に響くものだと僕は考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲

エイトビート/ザ クロマニヨンズ

https://youtu.be/qmmyQxwnVBY