幸せについて本気出して考えてみた
本日はオードリー若林正恭さんの新作エッセイ
「ナナメの夕暮れ」のフラゲ日。
前作「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」はフラゲ日に新宿の紀伊国屋にかいにいったのだが
オードリーのANNで聞き、「じゃあ発売日に行けば良かった」と後悔した。
そのため今回のエッセイは発売日当日に買おうと思っていたんだけど
「明日どうしても家から一歩も出たくない」という気分になってしまったので
本日面接のついでに紀伊国屋に寄って購入してしまった。
まだファイトクラブのあたりまでしか読んでないので
本の感想はまた後日。
偉そうに本の感想なんて書くのはあんまり好きじゃないし
語彙がないから書ける気がしないけど
最近はそういう自分が好きなものについて
しっかり自分の言葉で書けるようになりたいと思ったから
その練習がてら書かせてもらいます。
今回のブログで書きたいのは
南海キャンディーズの山ちゃんのツイートを見て思ったこと。
この
たりないふたりのライブ再開？をツイート。
僕はたりないふたりのライブに絶対に行こうと決心した。
「このライブ行きたいからこのライブ行くまでは退職つかないでおこうかな」
「ライブに行けなそうなら定職つけても仕事辞めて行こうかな」
なんて考えも頭の中をよぎった。
正確にいうと「よぎった」というより、
頭の中に留まって一向に消えない。
もちろん山ちゃんも若林も好きだし
たりないふたりのライブにとても行きたいんだけど
「人生棒に振ってまで行きたいほど好きか？」と問われれば
どもってしまう程度の行きたさだ。
こういう言い方をすると語弊がありそうなので補足しておくと
彼等のライブに行きたい気持ちが、他のライブに行きたい気持ちより低いという訳ではない。
シンプルに「一本のライブのせいで80年の人生を棒に振っても良い」と思うほどの男気や度胸や愛情が自分には無いというだけの話だ。
とは言え、
人生を棒に振る度胸はないけれども、
このライブに行けないようなら、仕事辞めてでもライブに行ってしまおうか
と考えているのも事実であって。
人生棒に振る度胸も無いし、
一回のライブの為に人生を棒に振るなんてバカバカしい事この上ないということは
しっかり分かっているけれど
何でこんな感情が湧いてくるのかを少し考えてみた。
答えはシンプルに
自分の人生は基本的に楽しくないから
だと思った。
きっとマトモな人は仕事をしていても
もちろん楽しい事ばかりではなく、僕なんかよりずっと苦労もしているんだろうが
彼女がいたり、友達がいたり、
セフレがいたり、夢を追いかけたり
それなりに「日常」を楽しめているんだと思う。
仲の良い友達と笑い合ったり
可愛い彼女の笑顔を見たり声を聞いたり
セフレに気持ちいい所攻めてもらったり自己肯定感を高めたり。
そんな僕からしたら夢のような幸せが
日常として、「線」のように続いているのであろう。
一方友達も少ない、彼女もセフレもいない
夢なんてものも一つもない僕が幸せを感じられるのは
ライブなど、何かしらの楽しいイベントの時だけである。
日常として当たり前にあるものではなく、翌日もソコにあって続くものでもなく
非日常であり、その場限りの「点」なのだ。
きっとマトモな人達は
幸せを記録する紙面に
幸せの線をどれだけ長く続けるかや
どれだけ高い所まで線が上げられるかなどを考えて
僕はその紙面に
どれだけの回数打点するかを考えてるんだと思う。
だからこそ、僕は幸せを感じられる非日常を極力逃したく無いんだと思う。
それを逃す事が
「幸せの線がその一瞬上がらない」という現象ではなく
幸せの打点が出来ずに
幸せが線になる見込みも、(仮に線になったとしても)幸せの線の傾きが上に向く見込みもない
ただ退屈で憂鬱で意味の無い呼吸をするだけの日常を消費する、人生の価値を一つ削る、
という現象だから。
ここまで書いて思ったけど
どーせそんな人生なんだから
棒に振った所で嘆く価値も必要もないね。
やっぱり
たりないふたり、並びにオードリー武道館ライブと渋谷ヤ・ママは人生棒に振ってでも行こう。
と、たりないふたり復活が決まった訳でもないのに考えたのでした3時26分。
今日の一曲
みなと/スピッツ
