さくらんぼ穫り

意図と意味がないように。思い出と日記と好きな事。

銭湯

今住んでる地区はガスがプロパンだから高い。

なおかつ風呂がイカれてて追い焚き出来ない。

だから毎日シャワーで済ませてるんだけど

今日は寒かったし今週マジで楽しい事何も思いつかないから

せっかくなのでチャリンコで20分の銭湯に行ってきた。

 

最高に気持ち良かった。

なけなしの金を叩いて行くんだから最大限銭湯を楽しんでやろうと思った。

 

普段家なら「そろそろ上がるか」って思うくらいお湯に浸かってから

水風呂に入って体を冷やし

再度お湯に浸かりに行って、また水風呂へ

のループ。

 

 

これが結局一番長く銭湯を楽しめるし

なによりこの浸かり方が本当に気持ちいい。

のぼせるくらい浸かった後に水風呂に入ると

最初はすごくつめたいけど

すぐに体の火照りがとれて、

息を吐くたびに喉から冷気が出てるような感覚になるし

 

目をつぶって眼球を動かすと

頭ごと眼球に合わせて回ってるような感覚になるし。

 

なんか目眩みたいなのもするけど

この目眩もなんかすごい気持ちいい目眩なんですよね。

ひさーしぶりにタバコ吸った時のヤニクラみたいな。

 

 

帰り道も少し寒いし

田舎だからカエルがゲロゲロ鳴いてた。

温泉街っぽい訳でもなく、

本当に何もないただの田舎感が

地方に住んでるなぁ…ってなって良かった。

 

銭湯の醍醐味は風呂上がりのタバコ吸う時間とか

帰り道だと思ってる。

 

さみーさみー言いながら歩く冬の感じとか

普段なら暑いぞこのやろーって文句垂れる温度も

風呂上がりだから涼しく感じる夏の感じとか。

 

今日はさみーさみー言うほど寒くはないけど。

 

 

 

 

本当最高に気持ち良かったし

帰宅した今も気分がここ最近で一番良い。

躁状態でも鬱状態でもないのが久しぶりな気がする。

 

お金ないから銭湯ではコーヒー牛乳飲んだらしなかったけど

せっかくだから帰宅してからコーヒー牛乳作って飲んだ。

コーヒー牛乳が飲みたかったからちゃんと砂糖も入れた。

甘ったるくて美味しかった。

 

 

生まれた時から風呂のある家での生活が当たり前だったから

銭湯に行くのは生活の一部ではなく

たまーにのイベントで

多分人生で10回くらいしか行った事ない。

 

だけどたまーにのイベントだから

割と小さい思い出みたいなのが

各回にあるからそれ思い出しながら帰った。

 

 

京都の友達んちに遊びに行った時に行った銭湯では

そいつの恋の話聞いたなーとか

 

四国友達と旅行で行った時に行った銭湯は

ネロはルーベンスより普通にラッセンが好きだった

って作り話友達がしてたなぁとか

 

関西の友達が東京来た時に行った銭湯では

帰り道に友達とイヤホン分けてラブ人間の

これはもう青春じゃないか聞いたなぁとか。

 

 

 

銭湯の思い出に限らず

基本的に俺の人生の中にある思い出は

全部クソ小さいものばっかり。

 

でも今日は久しぶりの湯船が気持ち良かったからオールオッケー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲

人生は上々だ/ユニコーン