さくらんぼ穫り

意図と意味がないように。思い出と日記と好きな事。

若林の本

オードリー若林のエッセイ「ナナメの夕暮れ」を購入した。

正確に言うと再購入した。

 

 

去年の夏、この本を楽しみに生きていたから

発売日前日に新宿紀伊国屋に行ってフライングゲットをしたけど

 

ティッシュを配るバイト中にカバンごと盗まれてしまった。

 

この本を読み終わったら

また生きる楽しみが無くなってしまうから

あえて後半半分くらいは読まないでいたのに

それを読み終わる前に盗まれてしまった。

 

 

金が無いから今まで買えずにいたけど

ついに先日再購入した。

 

 

 

 

 

本屋さんで「若林正恭さんのナナメの夕暮れの在庫はありますか?」

と聞いた。

 

オードリー若林のエッセイを買おうとしているとバレるのがなんとなく小っ恥ずかしくて

若林正恭という、本職で作家をしている人の本を探してる感じを演出した。

 

 

僕の訪ねた店員さんは研修中の名札を付けていた。

必死にパソコンで在庫があるかを確認してくれていたら

 

僕の質問を聞いていたベテラン風の店員さんが持って来てくれた。

 

「在庫確かあったなあーと思って」と店員さんは言っていた。

 

 

その店員さんがめちゃくちゃ出来るベテランさんで

ほとんどの本の在庫をおぼえているとかならまだいい。

 

でもたまたまこの本の在庫を覚えてる人だったとしたら

多分この本の事を「オードリー若林のエッセイ」と認識しているはずだ。

 

 

僕はとても恥ずかしかった。

 

 

若林の本を発売から半年経ってるのに買おうとしてるのが恥ずかしかった。

 

若林の本の事を「若林正恭さんの〜」と

ちょっとカッコつけて表現した事が恥ずかしかった。

 

カッコつけたのにオードリー若林の本だとバレたのが恥ずかしかった。

 

多分店員さんに

「オードリー若林の事若林正恭さんって呼んでるよ。どんだけ若林崇拝してるんだよ。

もしくはカッコつけて普通の小説家の本を買うフリしたのか?」

と思われたであろう事が恥ずかしかった。

 

 

 

何より恥ずかしかった事。

それを恥ずかしいと思った事。

 

 

 

 

MOROHAの様なブログ。

 

 

 

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